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NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 (非Ai)

NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 (非Ai)





ついにレンズを購入しました。

いや、待ち遠しかったです。これの到着が。

一言で言えば、私はあまり知識がありませんのでうまく表現出来ませんが、何か新しレンズはいかに正確に綺麗に映しだすかを目的としているのに対して、このレンズは違う感じがしました。

当然、正確、綺麗は当たり前のことなので、高価でも大事なことです。

ただ、なんとなく自分は、誰がとっても、絞りを変えても撮れる写真に大きな変化がない!という感覚がありました。

それが現行レンズにあまり大きな魅力を感じなくなり、予算もあったのですが、どうしても綺麗なZOOMは高いですし、単焦点で明るいF値レンズでも標準とは言えるかどうかという値段だったりしました。

実際、標準レンズはZOOMレンズがついてきます。これはこれでとてもいいです。

若干、ZOOMも欲が出ると200mm以上が欲しいと思ってきます。すでに135mmを使っていました。
DX機の場合はすでに倍率があがっているので、かなりの贅沢をいっているとも言えます。
そして、ZOOMの倍率は上がれば上がるほど、その差が顕著に変わらなくなってきます。

300mmくらいは欲しいなどと考え、安いものをみてみると、ぼんやり、、、淀んだ感があります。当然です。遠くのものを楽してとろうというのですから。

明るいくっきりZOOMレンズが欲しい!と思えば、びっくりします。

マクロレンズ、明るい単焦点レンズが自分の求めるものだと気が付きました。しかし、でも高い。。。
なんでこんなシンプルなものが高いんだろう??と不思議でなりませんでした。
また、なんだか、写りが機械的で味気ない?感じがします。これでは個性を出したいぼかし撮影などにはあまり、、、で躊躇していました。


そこでふと、中古品を見ていると手が届きそうな価格帯のところに明るい単焦点があるではないですか!
それも見るからにくっきりしそうなシンプルな構造で中身がカラ?と思えるようなものがありました。

気がつくと、NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 お買い上げしていました。

着くのか?撮れるのか?汚れは?ピント合わせられるのか?

など全く関係なく、買わずにはいられない衝動に駆られて買いました。
自分はレンズは買わないと決めていました。深みにハマるからです。それが買った理由は、このレンズがあればもう他はいいやと思えそうだったからです。大袈裟な。。

実際はもっと本気のオールドレンズが欲しいと思ってしまいます。そんな余裕はありませんので、気にもなりませんが。。。でも、マニュアルですと意外とやすかったりもします。




F値は16までです。


***注意すべきこと****

・同じFマウントでも装着できない型が多数ある。物理的に無理なものが多いようです。
削りなどで改造が必要。(D3100には装着可能でした。)

・全部(ピント、絞り、シャッタースピード、ISO)を自分で変更します。
移動するたびに設定を変えて撮影します。Fを変えたら他のものも変えます。

・ピントをあわせる道具がいる
ライブビューで拡大すれば可能ですが、機能がないものは、専用のツールが必要です。おそらく。
見えません。。
被写体が髪の毛のように合わせやすいものであれば可能ですが、単調なものは難しいです。

・40年以上前のものなので汚れ、傷がひどい場合、写りに影響をおよぼすことがある。
レンズの裏側についたカビなどはレンズを外して掃除が必要です。
自分でやるには、専用の工具がないとレンズを外すのさえ無理でした。
SCに持ち込むとそれなりにかかります。
レンズの汚れは価格を上乗せしてでも状態のいいものを選ぶべきだと思います。

・小さいものを近くから撮れない!
マクロリング、その他を使わないと、60cmくらいまでしか寄れませんので大きく写せないです。
このためもあって、ピントがあってるかどうかをファインダーだけでは目視で確認するのが難しくなってきます。

・ゴーストがすぐ出る。もちろん、最新のレンズのようにはいきません。
夜景撮影で、絞り開放からF4くらいでは、ほぼ必ず発生しました。
絞り込むことでほとんど消えましたが、ボケ(bokeh)味を大事にしたい場合はこういうノイズはあえて写っているものだと割りきるしかないと思います。

また、昼間に点光源に対しても絞りの形のゴーストがたくさんよく出ました。ちょっとしたものでも点光源となりやすかったです。条件がかなり悪いと、開放でも輪の形がくっきりドーナツぽくかなり目立ちました。
普通に順光で撮影している分には、開放でない場合はほとんど発生しませんでした。

・パープルフリンジがよく出る。
太陽光直下と日陰があるような場所ではかなり明確に大きく確認できました。これはこういうものだと思います。




NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 レンズ装着



NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 非Ai

いいです。この直径が大きいのがよく分かる見えかたです。

新しいレンズは表だけでかくても後ろ側のレンズは小さかったりします。

このNIKKOR-S Auto 50mm F1.4の時代のレンズやその作りを続けているレンズは中身がシンプルで反対側が筒抜けになっているように見えます。

これは期待できそうです。

なんといっても、その透明感に期待です。


NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 非Ai 撮影写真

なんと、シリアルナンバーから調べると、40年前のレンズでした。




レンズ裏側のレンズも綺麗なものです。




横から見ると、ごついですね。いいです。
こういう無骨な感じが今また盛り上がっています。

ピントあわせのリングは1.2m以内がかなり細かく広めの稼働範囲がありますので、このあたりでのピント合わせは大変そうです。もしかしたら、そのあたりでこのレンズの性能が最も発揮されるってことなのかもしれません。わかりませんが。。。


試し撮り

NIKKOR-S Auto 50mm F1.4の初撮りはシラン(白)です。

NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 非Ai 撮影写真
50mm F1.4

期待通りのぼんやりとした感じです。茶色いのはレンズのせいではありません。
(蛍光灯と電球が混在する環境で、D3100カメラで撮影すると、何枚かに1枚は茶色がかったホワイトが出てくるようで、茶色がかっています。)

もちろん、すべてがマニュアルです。ピント、絞り、シャッタースピード、ISO。

ピントはほとんど肉眼では合わせられません。ライブビューにして拡大して合わせています。

最短撮影距離は60cm位だと思います。50mmで60cmだとかなり被写体は小さい写りとなります。

これで、シランの花のびらびらとしたところにピント合わせるなど、不可能です。しかも白いタイプです。

このサイズでも、画像の一部を切り取ってUPしているので、本来は小さくしか写せません。近くにあまり寄れない感じです。これではレンズのことがあまりよく分かりませんので、、、

これにマクロリングを装着しました。





一番小さいもので、7mmというものです。

しかし、レンズ側のマウント、ボディ側のマウント、7mmのマクロリングで結構な厚みになっています。40mmくらいの距離を伸ばしています。

約0.7倍くらいにうつせると思います。しかし、その決まった距離でしかピントが合いません。
つまり、何回やってもこの大きさでしか写せません。

10cm以内に近づき撮影です。5cm程度のものしか移せないと思います。長辺側を使えば、10cm弱程度のものがうつせるかもしれません。60cmが10cm以下まで寄れるようになるわけですから大したものです。

ただ、この場合、ファインダーを覗きながら肉眼で見ながらピントが合わせられます。

絞りを変えるとファインダーが暗くなります。さすが、自動絞りでないだけのことはあります。


それでは、絞りを変えて比べてみます。

ISOとシャッタースピードが変わっています。なるべく同じ明るさになるようにしたかったのですが、難しかったです。


NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 非Ai 撮影写真
50mm+マクロリング7mm F1.4

最高です。幻想的です。開放のピントはこのようにほとんどくっきりするところがありません。



NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 非Ai 撮影写真
50mm+マクロリング7mm F2

少し見えてきました。NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 レンズの解説HPを見ると、1段絞るとくっきりするということがあったようなきがします。



NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 非Ai 撮影写真
50mm+マクロリング7mm F4

F4くらいでかなりの解像度になるということも書いてあったような、、たしかに。



NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 非Ai 撮影写真
50mm+マクロリング7mm F8

ちゃんと写したい場合はF8が良い感じです。


NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 非Ai 撮影写真

50mm+マクロリング7mm F16

F16は暗すぎてISO上げすぎましたので、ノイズリダクション処理で画像が少しぼやけているかもしれません。
屋外なら撮影可能そうです。小絞りボケはあまり感じられないようなきがします。

これは、かなり使えると勝手に思い込んでしまいます。せっかく買ったものは。いいものだと思いたいものですので。


*全て、D3100で撮影。室内蛍光灯スタンド直下。
JPEG、Mサイズ。
カメラ本体の機能の歪み補正はレンズが認識されないので不適用、ISOのノイズリダクション処理はかかっています。



NIKKOR-S Auto 50mm F1.4の感想

・購入したレンズの状態が良い。

 ガラスも綺麗で、外観もほとんど塗装のハゲもなく、良い感じです。
新品の塗装のほうが汚いくらいで、昔のものづくりはしっかりしているなと感じられるものでした。

また、ほとんど使われずにしまっておかれたものではないかと思われます。いいものでした。


・しっかりとした作り

塗装もそうですが、丁寧に作りこまれた感じがします。

他の高級レンズは触ったことがありませんので比較できませんが、現代の一般的なレンズと比べるとほんとにしっかりとしています。


・ゆがみ

カメラ本体の機能で自動修正してくれています。そのためか、あまり分かりません。


・ピント合わせ

これは、マクロリング装着という特殊な状況でない限り、ライブビューにして拡大しないと無理でした。

専用の拡大装置でピントを合わせるのも1つの手かと思います。


・開放だとぼんやりしすぎる

そのとおりだと思います。

ただ、ぼんやり感が欲しくて買いました。かなりぼんやりとうっすらとした雲がかった感じになります。

しかし、撮る条件によっては、開放でもすっきりとしまって撮れる事がありました。


・光源があると、円形でない光の玉がでてきます。

これはしっかりとかくかくしたものがでました。NIKKOR-S Auto 50mm F1.4はもちろん、円形絞りではありませんでしたので、納得です。


・F値を変えると物凄く描写が変化する!

これは上の写真を撮り比べたようにかなり変わります。

NIKKOR-S Auto 50mm F1.4のようにこれほど変わるとは、面白くてしかたがありません。

開放が明るくなるのはレンズによりますし、F値を絞り込むと小絞りボケがでるまでが限界となるかと思いますが、このレンズのFの限界は16で、そこまで絞っても大丈夫そうな気がします。(もちろん、私の場合、遊びですが。)

そうなると、何パターンも撮影のパターンが作れます。

このような最近まで全く無知だった私でも、いきなり、最新のレンズとは違う感じを存分に味わうことができました。

しかし、40年前のレンズがこんなに簡単に装着できてすぐに使えるというのは、ありがたいことです。

状態がいいものがあったことがなによりです。多少の曇りは気にならないと言われているようですが。

なかなか遊べそうで楽しいレンズだと思います。


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