D40などのローパスフィルターの効きが弱い機種はローパスレスカメラのように画質がいいか?*LPFの効きが弱いというのは個人の感想です!!!
最近一眼レフやコンパクトデジカメであってもその特徴的なこととして注目されているのがローパスフィルターがあるかないかということのようです。
ローパスフィルターがあることによって様々な恩恵を描いてきたわけですがそういったものをなくすと言う動きに各社出ているような感じがします。
なぜこのようなことになったのかと考えると、、、私は開発者ではないのでわかりません。予想するだけしかできません。。。
結局のところローパスフィルターと言うものは、元々デジタル一眼レフが出た当初の頃はまだ高級機にしかついていなかったような、高級なオプションみたいななものだったのですが、その当時ローパスフィルタがあることによって、モアレなどが減少させるさせられるということがあって、ぜひとも画質の向上には欠かせないものであるといわれていました。
ローパスフィルターというのはその構造上どうしても画質が劣化してしまうものです。
オーディオなどのイコライザー等をイメージすればわかると思いますが、ローつまり低い方をパスする、通過する、高い音を通さない、そういったような構造のものだと考えられます。
こうなった場合、当然画像の細かな部分はカットされてしまい、その後にあるCCDであったりCMOSなどの撮像素子には届かないようになってしまいます。
しかしこういったことは通常のことです。
自然の中で映像や音を取る時にはどうしても余計なノイズというものが入ってしまうものです。そのためにある程度がこういったフィルターなどでカットする方がより良いものを得られると考えています。
しかし最近になってそのローパスフィルターがカメラにとって1番大事である画質を悪くしてしまっている、それもかなりの量を悪くしているということがわかってきたようです。
皆各社のカメラを使ったりいろいろな情報交換などしてくうちに、どうしてこのカメラ画質が良いのかどうしてこのカメラは古いカメラに勝てないのか?などなど考えていくうちにどうやらなんとなくわかってきたようです。
しかしメーカーは、当然わかっていながらこのような製品を開発しきたわけですが、それはもちろんそれに変えられるメリットがあったからです。そのメリットとはやはり製品を製造するメーカーとしては正確さ性能ということに非常にこだわっています。
そのためレンズなどにおいては収差というものを極力取り除くような開発が行われてきました。ここでノイズをここでローパスフィルターが果たしている役目としてモアレなどの必要ないノイズを取り除くといったことはメーカーとしては当然やるべきことであって重要な性の問題となってきてしまいます。
当然の成り行きだとも言えます。
しかし、近年そういったローパスフィルターがないことによる悪影響であるモアレの発生など、そういった事があまり重視されなくなってきたようでなるべく出来る限りシャープな映像がほしいというそういうニーズが高まってきたようです。
これはなぜなのか?と考えてみるとします。
それはやはりコンパクトデジカメの画質が向上したことにあるのだと思います。
今までのコンパクトデジカメのコンデジの画質があまり良くなくて一眼レフであれば圧倒的に綺麗、そういう製品の優越がついていました。
しかしながらコンパクトデジカメもcmosのサイズが大きくなったり、レンズも非常に高性能なものが出てきたりして、もはや一眼レフと変わらなくなってきてしまいました。
そこでこうなってくると、おもうほとんどコンデジと一眼デフの画像の画質の差があまりなくなってきてしまいました。
レンズも老舗メーカーの明るいシャープなレンズをOEMして搭載したりして、さらに画質の鮮明さが重視されました。
そして、コンデジでもローパスフィルタを取り除いたりしてさらに切れが出るようにとして、正しく一眼レフを超えてしまうような写真を撮るものもあります。
そういったこともあり一眼レフの各社各メーカーもう古くからある老舗メーカーであっても、やはりローパスフィルタを取り除くというそういった方向転換してかざる得ないようになってきたようです。
比較的、特徴的な製品作りが売りのメーカーでは早くからローパスフィルタを採用していないような一眼レフカメラを発売したりしていました。
しかし大手とメジャーどころとなる2社に関してはなかなかそうはいかなかったようです。
ニコに関してはD800E、D7100という具合に浸透してきました。これはもうを今後はローパスレスで行くと言う意思の表れなのかもしれません。
しかしそれにしても、
ローパスレスとローパスがあるものではそれほどまで画質が違うのでしょうか?実際に正確なデータを測定したけどありませんからわかりませんが、使ってみてとり比べたりしていると体感的には20%程度から30%位は画質が違うのではないかと言っている方もいました。
自分はD40とD3100で同じ単焦点レンズを使って同じ物をとったりしました。
*D40はローパスレスではありませんが、体感では効きが弱いと感じています。
夜間だったのですがある建物の屋根をとりました。
ローパスの効きが弱いと思われるD40で撮った写真を見ると屋根の細かい部分がタイル状になっていてくっきりとその線が見えています。
しかし、D3100で撮った同じ建物の画像ではほとんどタイルの線が見えずにつるつるになっているように見えます。
はじめはD3100で撮影していて、この建物の屋根がつるつるしているんだろうと思ったら、D40で見て非常にびっくりしました。
もう、こういうリアルなショックを受けると人間は強く思い込むようです。
どうしても、印象に強く残ってしまいます。
ただ、モアレ以外に、
・どういうわけだか、同じISO感度でも夜間はD40の方が暗い。これはおそらく、昼間の明るさで調節しているのでしょう。
ローパスが強ければ、昼間の過剰な明るさもカットできますのである程度の撮像素子の感度をあげられますが、D40では夜間の感度を上げると昼間の太陽光で光が入る過ぎてしまうから、D3100よりも感度を下げ目で設定しているのかと思われます。
想像です。間違っていたらすみません。
それを置いておいても、私は今後はローパスレスしか買いません。
あと、
人物撮影では嫌われるでしょう。
これは間違いなくきついでしょう。
TVがハイビジョンになってみんな顔に塗りまくったように、とてもつらいと思います。
自然の構造物は実に自然で美しい形をしています。
しかし、人工物は遠くから写すにはいいですが、あまり鮮明に近くから写すものではありません。
プリクラが最高!!!写メが綺麗!!ということですね。
ですから、プロはおそらく人物が圧倒的に多いと思いますので、ローパスありでむしろもっとぼやかすくらいがいいかと思いますが、趣味でとるなら綺麗に鮮明に撮りたいという需要が多いかと思います。
不思議な話です。
趣味の方が綺麗な画像を求めていて、商用にはあまり鮮明にはうつさないほうがいい。
綺麗に移すと汚くなる、そういう町並みってありますよね??
ほとんど、ごまかし、ほとんどが作られた絵だと思います。
綺麗な被写体なんて人の手が及ばないところにしかありません。
宇宙や深海、火山の中でしょうか、、、、
あとは、ディスプレイの性能ですね。
昔はまともにうつるものは少なかったものです。
今ではスマホでさえ、スマホの方が高画質です。
TVがハイビジョンになってビデオカメラも変わったように、写真もカメラが変わらないといけないのかもしれません。
カメラは画素数だけじゃありません。画素数は大きさをあらわす、ドット数だけです。
とてもドット数が大きいディスプレイでみるときだけ意味があります。
あとは、印刷するときです。印刷する時は、細かいほうがいいようです。
ただ、ディスプレイでみるときは、1000ドット*600ドットで見るなら、そのサイズの画素数があれば十分です。
大昔のコンデジでも撮れる画素数です。
そこに映る画像が綺麗であれば、全く綺麗に見えます。
ぎゃくにいまの高画素カメラで5000ドット*3000ドットで撮った写真を1000ドット*600ドットで見る場合、余計なドットは削られてしまいます。はじめから1000ドット*600ドットで撮影しても同じです。
厳密には多少違いますが。
画素数が多いとサイズが増えて保存するHDDがいっぱいになってしまいます。
これはこまります。
1枚1MBか10MBの違いがあったら、10倍大変です。
表示、加工にもPCの性能が必要です。
送信するにも大変です。
*しかし、噂では撮像素子にびっしりと密にドットを入れることで、ローパスレスでもモアレを抑制できるという話もあるようです。。。
こんな裏技が?と思います。真偽の程は公式な発表ではありませんので定かではありません。
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