同じFでもレンズによって写りが違う!何をアタリマエのことを!
と言われそうですが、やはり、自分で経験しないと全く分かりませんでした。
ここまでとは。。。
カメラ本体が、一眼か、コンデジかでも変わりますが、
Fが同じであっても写りが異なります。でも、だいたいは同じ感じには移ります。
まして同じ一眼のボディであれば、メーカーがちがってもある程度は予測できるくらいの微妙な違いがあるくらいだと思います。
言い換えればどのメーカーでレンズ、ボディを買っても、大きくは異ならず、もちろん、異なるところはあるんですが、同じ焦点距離、F値、、、、であれば似たような感じの絵がとれると思います。
これは、日本のメーカーが厳しい規格を作り、明確にそれに準じた優良製品を作ったからではないでしょうか?
おそらく素人の私にはそうおもえて仕方ありません。
良くも悪くも設定さえ合っていれば、みんなが同じ絵がとれるということです。これは工業の基本です。
いいことです。
ところでですが、同じ絵がいいのか?ということを個人的には思います。もちろん、業務では、同じように撮れることが大前提ですから、報道カメラマンのカメラによって首相の顔が変わったりしたら困ります。
しかし、今、写真はブームなようです。
いかに個性的な作品をつくるかということが楽しみであり、今までカメラを使わなかった人もスマホから初めてカメ
ラを買うようです。
また、こだわりの人がプロ用機材を持って公園で写真を撮っています。見ただけで、ああ、ボディとレンズで50万円ですね。って感じで見るからにお金がかかっています。プロでやっているようには見えないのでおそらく趣味なのでしょう。
そういう人の求めることはプロカメラマンが撮っているような綺麗で正確な写真を撮ることであると思われます。
自分はそういう高級機材は持っていませんので、分かりません。
でも、少し気持ちもわかります。PCで早いCPU、高解像度、グラフィック性能をベンチマークテストで確かめて喜んでいる感じです。
確かになんか楽しいです。
それはさておき、
日本の現代の規格であって、海外のそれとは別の基準です。
つまり、海外のメーカーのレンズだと写りが変わります。
データだけでは分かりません。
とくに個性を持ち味にした海外メーカーのレンズ、カメラでは、日本の機材とは全く違う映りをします。
よくいえば個性的、悪く言えば正確じゃない。
もちろん、海外の規格ものもあるのですが、個性を売りにしている高級カメラがあります。
また、日本のメーカーでもだいぶ昔のレンズはかなり個性的です。海外のメーカーのレンズに似た特徴を持っています。
つまり、日本製のレンズでも相当に古いものは今のレンズとは違う基準で作られています。
この場合、同じF値であっても全く異なる写りになります。これはびっくりします。
同じF4なのになぜ、こんなに違うのか?それくらい違ったりします。
レンズを買おうとすると、性能値だけを見て比較したりします。
現代のレンズ、国内メーカーのものはそれでいいと思います。それでわかるようになっています。
ただ、同じ仕様でも違う基準で作られたカメラ、レンズは違う映りをしますので、とても興味深いとおもいます。
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