ボケの綺麗なマクロレンズは?新しいレンズを見ていると、
ボケがゴワゴワしているように感じます。
これは、マクロで有名なタムロンのレンズでも感じます。
もちろん、Micro Nikkorはクリアでシャープすぎる画質です。これはすごい!!
という感じがしますが、写真って背景が全てじゃないでしょうか?
室内なら、背景は人工的に好きなシートを貼ればいいことです。
屋外の場合、青空以外は通常は背景に構造物があります。
これをどうするか?背景のない写真なんてありません。切り抜きして白地に貼りつけたらそれはレタッチソフトで遊んで年賀状にするくらいです。
ボケを綺麗にするレンズも売られています。これがげんざいさいこうのボケだという評価のようです。
たしかに、ボケている。
しかし、違うような気もするんです。
中心がシャープで周辺がボケていると不自然さが出てしまうというか、、、説明出来ません。
もっと、レンズそのものの個性によってうまれたボケの綺麗なレンズこそがいいと思います。
それを求めて、高価な海外製のオールドレンズを探しているコレクターも多いです。
そういういい綺麗なボケのレンズは、全体的に雰囲気のあるボケに包まれています。決して、境界線があって、シャープとボケがくっきりわかれていません。
シームレスです。
そういうレンズがあると、日常風景がアーティスティックに映るでしょう。
しかし、最新のAFのマクロレンズ買っても、作例に上がってくるのは、花と虫、
それ以外ないのでしょうか。。マクロコンテストでは、こだわりの作品もあります。
ただ、どれもクリアすぎて、味を出すのが難しい、味が消えている、、というのが一番残念なところです。
現行機でないから、オールドレンズはPRできない。
味は工業生産ではただのミスにしかなりません。会社社会でも少しでも人と違ったことをすれば圧力をかけて来られる、毎年、研修といって、味や個性を打ち消されるように研磨されていく。まるで、レンズのような人間たち。
そういうのが表しています。
いまから何かを期待したって、無理でしょう。絶対に味の出せる、レンズや人材は出てこない、そうやって、クリアで均一なレンズばかりになってくると、みな、撮る意欲が減退してしいてはレベルの低下、市場の衰退へとつながるわけです。
そういう感じで、うまくいってないのでしょう。
今のマクロレンズはキレがあるかわりにボケが硬くなる?とても綺麗なクリアでシャープなマクロレンズは特にあります。Micro Nikkorのキレは凄いと思います。
これを常用レンズとしている方も多いようです。それくらい綺麗です。
撮るものによっては最高のパフォーマンスです。
ハイコントラストの南米や南国の風景、夕日などをとるにはいいでしょう。
また、海外の夜景などがシャープにうつりそうです。
ボケの綺麗なレンズがないからいい写真が撮れない?いい被写体がないからいい写真が撮れない?これは、やはり、前者じゃないでしょうか?
被写体とは、よく海外の風景を見ると、おおおおおおっと感動します。
これは、海外の人、生物、建物、、、、
現地にあるものを写しているから美しい。現地で自生しているものが一番いい。ということです。
日本ならば日本で自然に増えている生き物を撮影することが一番、生きのいいものを撮っていることになり、被写体の条件としては最高です。
それが、人である場合もありますが、
日本といえばやたらと鯉や金魚が多い。だとすると、
たしかにそういう風景は絵になります。
浴衣と金魚すくい。たしかに。
日本庭園と錦鯉。。これも絵になります。
つまり、いくらでも被写体はあります。
ただ、綺麗にクリアに撮るだけなら、スマホで十分です。
拡大して、ドットとかみて楽しむ喜びは、長続きしません。普通は。
コレクターは楽しいですが、普通は、スマホでいいやってなります。
風景、空、山、自然は、、海外のほうにはかないません?
たしかに、日本は水蒸気がおおくてクリアじゃないんです。
そのため、空の抜けもいまいちで、水蒸気だけでなく、大気汚染かもしれません。
南国の夕日はなんであんなに綺麗なのだろう????
太陽光が強い?遮るものがないわけです。大気、空気が綺麗、クリアなわけです。
すると、これが鮮やかな太陽光を透過させて、生き物もあざやかな派手ないろになります。
こういうときは、クリアなNikkorレンズがもてはやされます。海外でのNikonの評価がとても高いのもうなづけます。
生き物の色が鮮やかなのは、太陽光が鮮やかだからです。
透過する光線でも、色が遮断されていては、どんよりしたものしか見えません。そうすると、生物は地味な色へと進化するかもしれません。
となると、地味な物が多い、太陽光にあっているものがおおい。それが日本の被写体なので、地味でコントラストが低いものをいかに、良い感じに通るかがいいです。
家族写真なら、スマホでいいです。大きい一眼を使うなら、なにか楽しいことがないとやってられません。
あと、生物記録写真とかは実物によりちかく、正確に、これが求められます。
でも、これもコンデジで十分な状態です。
となると、一眼の活路は?
やはり、レンズです。
オールドレンズを安く、再び、生産。
ありえないですね。
機械も人もみんななくなってしまった。
これじゃ、もう作れないです。
今のレンズは機械化が進めば、いつでも、どこでも、簡単に製造が可能です。
なんの付加価値もでません。
たぶん、いま、一眼がもっているのはオールドレンズの功績も大きいのではないでしょうか?
マクロレンズの被写体は何がいいか?そもそも自分の場合は、風景を撮ろうと思って綺麗なものがないので、マクロ(マイクロ、ミクロ)の世界に走ったわけです。
風景はなんといっても、街でも1つの建物ごとに所有者が違うと、好き勝手なデザインに作ってしまいます。
ここで35mmレンズなどを使っても、あまりにごったがえして、色々な色がうつり過ぎて白黒写真にしたいという気が起きてしまうこともあります。
ごった返しでも、全体が統一されていればいいのですが、ほんとうに、日本の街の風景はいりみだれています。
古都などにいくと、保存されているのでだいぶいいですが、なかなか古都へカメラを持って出かける機会は少ないです。。
そうなると、やはりマクロです。マクロといえば、花です。水滴です。
もはやこういう、小さい世界であれば、所有権が誰のものだとか、細かいことは気にならなくなります。まさしく、マクロ的視点にたって物事を考えろっていわれるように、、
しかし、面白いか?っといえば、だいぶ飽きが来てしまいます。
やはり、どこかへ出かけて撮るのが一番いいようです。
街全体がデザインに配慮された場所ってとくに少ないのが現状です。
観光、世界遺産というのであれば、なんとかしたいです。
一応、世界遺産になっている場所は綺麗ではあるのですが、観光地の場合、人が多い。
となると、、、上を向いた写真しか撮れないことになります。五重塔や大仏くらいならいいです。
寺の下から見上げた軒などは綺麗です。。ちょうどいいです。
しかし、風景となると厳しいです。そのため、暗くて映り、焦点距離が大きい望遠気味のほうがあっているような気がします。
日本はマクロレンズの方がいい国かもしれません。富士山は登っていても富士山を綺麗にとるには、遠くから撮るほうが綺麗だったりします。
しかも、周りは市街地でなかなかそういう場所はありません。空に浮かぶほどお100km以上離れてようやく、綺麗に写せるかもしれません。もしくは、湖を使うと、周りに遮るものがありません。
湖ですと、湖面に映るフジも写せます。
それくらいです。
富士山を登ると、おそらく、キリが買っていることが多く、単独峰というだけあって、周りに山はなく、微妙ですね。。。。
エアーズロックの頂上へ行くと、空気はすんで周りは人工物は何もありません。
ただ、何もないのです。これはこれで自然の大地が広がり、絶景ともいえるのですが、、山岳地帯のようにまわりに山々があるほうが風景は美しいです。
富士山の場合は、周りの市街地がメインに見えるのかもしれません。
むしろ、目の前の、足元の溶岩を見ている方が幸せです。苔の数などはもの凄いものがあります。
地衣類、苔癬類の写真などをマクロレンズで撮るといいかもしれません。
そのためには、多少の知識を身につけていくと楽しめそうです。
非常にマクロレンズは日本には合っているかもしれません。
また、コントラストが鮮やかな赤道直下の国では、クリアなNikkorは凄いです。
評価が高いのがうなづけます。
なんとなく、老舗レンズの古ぼけた、アジのあるレンズがもてはやされる傾向がありますが、そういう風に写したくなるような、、あまり、リアルに見えすぎても、都合がわるいことってあります。
見ざる言わざる聞かざる、のごとし、ぼやっとして、曖昧に、あやふやにしておいたほうがいいことがあります。
そんなことを考えると、薄曇りのレンズでもいい、そんな気分になります。でも、薄曇りのレンズはやめましょう。
カビは取れても、曇りは撮れないことが多いです。コーティングが変性して曇りになっていることがあるようです。
コーティングごと剥がすという研磨がありますが、うまくいかないことも多く、よくないようです。
それはさておき、クリアでも、シャープすぎると、どぎついことがあります。
線が細く繊細な描写、コントラストが高い、、、、
なんというか、カミソリのようなシャープさか、あぶらとり紙のような繊細さか、、そういう違いがレンズにはあると思います。
ぜひとも、新旧とわず色々なレンズを試して、名玉と呼ばれる1本に出会いたいものです。
しかし、新品は高いんですよ!!!!!
高すぎて!買えない!!。
特にズームがおかしい!
趣味で100万のレンズとか買うようなことはできません。
でも、ポルシェで近くの公園に遊びに行くような感覚があれば、大したことではないのかもしれません。
そういうハイエンドなアマチュア向け商品というのは大事です。
いいです。
でもできれば、安くて至高の1品が欲しいところです、。こういうときは、誰も買わないようなレアなレンズを探してみるのもいいかもしれません。
ボケの綺麗なマクロレンズじゃないと?もしも、ボケが綺麗じゃないマクロレンズやズームレンズの場合、どんなにピントがあっているところが、最高に綺麗であっても台無しです。
ボケがでないように背景が何も映らないように構図を作ったり、非常に遠くになるようにするしかありません。
しかし、かりに、動植物が、木や草の間にいる場合、これを撮ると周りの草木がうつります。
ここで、ハイビジョンとアナログ放送くらいの違いあるレンズでとったとしても、切れたクリアなレンズで写した被写体はピントが最高、解像度が最高でも、背後の小枝が何重にもぼけたりして、ごちゃごちゃしていて、被写体が目立たなくなったりします。
これでは、いくらきれいにシャープに作ってもまるで意味がありません。
むしろ、それより、ソフトで、あんまりくっきりしないなというレンズでも、周りもぼやーっとしてくれると、それだけ、被写体が目立ちます。
何も、被写体をくっきりさせることだけで、視線がいくとはかぎりません。
ほんとうにこれは注意したいところです。
たとえ、ぼけていても、古くても、いいものはいい。
また、そういう、背景ボケが綺麗なレンズは表現が多彩になります。
それは、Fを変えることによって、さらにボケを変えられます。あとは、ピントなどです。
クリアだったらいいってもんじゃないんです。
手作りスタンプを押した年賀状と、くっきり印刷年賀状、どっちがいいですか?
ぴかぴかに洗って袋に入ったイモと、泥だらけのいも、どっちがおいしそうですか?
白黒写真がよく見えたりするのはなぜか??
カラーのほうが、色情報が豊富な分、被写体がアピールする情報量は多いはず。
しかし、背景との差が重要であって、ピントがあってるところがいくらよくても、そのレンズは、ボケが出ないように撮るならば最高ですが、そうでなければ、いまいちです。
よくデジタルのほうがアナログより劣るということはあります。
アンプなんて、アナログアンプのほうが臨場感があります。
もう、これは代えがたい事実です。たとえ、再現性が高くても、かないません。かなうわけがありません。
デジタルになった時点で情報は失われているわけです。
人間の感覚器官はアナログで、ものすごい量の情報を識別できます。
デジタルはサンプリングです。いくつかを拾って、それで、本物の音を真似して作るようなものです。
だから、出店のおもちゃのようなレコードプレイヤーが妙によく聞こえたりしてしまうわけです。
そこで、SN比が最高の100万円のデジタル・オーディオで再生しても、かないません。。。。
レコードは楽器のようなものです。デコボコで針を振動させているわけです。
カセットから、磁気情報に変わりました。でも、まだアナログです。
媒体の劣化具合、品質により、アウトプットが大きく異なります。
これはCD、DVDになると、みな一緒です。
レンズは、、、、、まだ、アナログです。最新のものでも、ガラスに傷、くもり、カビがあったら、映りに影響します。
しかし、素子はデジタルです。
レンズが正確になるということは、球面のはずのレンズが、立体のはずの被写体がRGBに変換されて信号になってしまいます。ただ単に、そこになる位置情報のRGBを読み取るだけのレンズカメラなら、スキャナーでいいわけです。
そう思ってしまうわけです。
正確さは大事で、LSI基盤を印刷するくらい、精巧なレンズは意義があります。
しかし、楽器や映像機器って、味が全てです。
味が消えたものなんて面白みも何もありません。
そういえば、昔、ギターのエフェクターでデジタルが発売され始めて、ついはじめて買ったものが、デジタルで、友だちのアナログエフェクターと比べると、不良品かと思いました。ギターが悪いんだろうと思ったりもしました。
最悪の経験でした。
数年かかって、ようやく、アナログエフェクターを手に入れて意味がわかりました。
全然違うではないですか。そのメーカーはそれからもデジタルエフェクターを出し続けて、金ピカの高級そうなものを出していますが、高いものを持っている人がいたのですが、5000円のアナログエフェクターと比べさせてやったら、あれ?あれ?といって、動揺しまくっていました。しかたがりません。
なにか、1つでもそういう経験があれば、おそらく、カメラのこともすぐに分かると思います。
だれでも経験したことがあるはずです。本当にいいものは、自分が欲しいものは高いものではない!ということに気がつくはずです。
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