MTF曲線 機種一覧レンズの良し悪しというのはレンズ枚数で決まるのだと思ってました。
レンズ枚数が少ないほど、また何群、何枚と書いてある数が少ないほど優秀だと思っていました。
そのため古いレンズでも優秀な描写能力を持っているだと思っていました。
確かに見ていると最新のレンズのスペックを見比べると、高いレンズの枚数を少なくしていく傾向にあるようです。
そして普及版のズームレンズなどでは使われているレンズの枚数が大変多いものになっています。
単焦点ではレンズ枚数がだいぶ少なくなります。
昔の時代のレンズのつかわれている枚数を調べると現在のものより、3、4枚少ないようなものが珍しくありません。
こう考えると、自分はてっきり何もよくわかりませんので、レンズ枚数が少ないほどクリアで鮮明な画像が見えるだと思っていました。
そしてこれをデータ化して見比べるような方法ないのかと思っていましたが、mtf性能曲線というものがあるようです。
これは最新のレンズであれば大体表示されていると思います。
これを見ると色の鮮明さや画質の細かさなどがすぐよくわかるようになっています。
ズームレンズがズームすると画質が落ちると言うことがこのグラフを見ると一目瞭然でわかるようになっています。
また、そのためにどのくらいの焦点距離で使うのがベストなのかということがよくわかります。
これらのものは新しいレンズではありますが、レンズでは見つけることができません。
また、いろいろなメーカーのレンズを一同に比較することも難しいようです。
そこで個人的に知られている事がサイトがありました。
おそらく個別にテストした結果です。
全機種のMTF性能曲線が見れるわけではありませんが、古いものはHPで探しても出て来ませんので、こういう方に頼るしかありません。
http://www.takagitechnology.com/cameras/mtf.htmlここでは見方が少し難しいですが、どうやらmaxがあって、どれぐらい低いか、また他の機種と比べてどうかを比べると思われます。
どれもほとんどあまり変わらないように思います。
しかしよく見ていくと、ライカだけずば抜けて高いということがよくあります。
どうしてここまで高いのだろうというぐらい突出しています。
後はやはり値段相応の数値を示しています。
しかし本当にどういう描写をするかはそのレンズのこういう数字だけでは見えない、そのレンズの特徴があるだと思います。
こういったことは、意外とよくわからないと思います。
報道カメラマンなどでシリアスな現場をより正確に確実に描写するにはこういった場合、
曲線出来る限り高いほうがいいと思われます。
しかし、とっていと面白いかどうかは逆にこういう曲線が少し崩れていても味があってがいいのかもしれません。
今の技術は優れていて、昔よりもおおいレンズの枚数で上の数字を出していたりします。
大きさ、構造、ガラスの質などを上げていったのでしょう。
また、ZOOMするにはレンズが増えると思われます。収差を治すのにも増えると思います。
ZOOMでF2.8とかはすごいわけです。
自分はよくわかりません。
ただ、昔のレンズを買う時はレンズの枚数と外から見た時の直径の大きさを見て、想像して買うようにしています。
そうすれば、ガラスの質が悪くても、おもしろ結果が得られるかもしれませんから。
昔のレンズで無理をしているなというものは辞めたほうがいいかもしれません。昔といっても、少し前くらいですが。
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