AF NIKKOR 35-105mm 1:3.5-4.5フィルム時代のレンズで、オートフォーカスつきの初めてのカメラがニコンのF-401Sでした。
これについていたレンズ、おそらく、追加で買ったのだと思いますが、ZOOMレンズです。
撮影距離はかなり遠くからしかとれません。
しかし、マクロ機能付きのレンズで、このマクロボタンを押すと急に近いところでピントが合いだします。
不思議なもので、おそらく、何か接写リングのように筒を長くしてマクロ的に撮影できるようにしているのだと思われます。
それでも、さほど大きいマクロにはなりません。今のレンズのマクロのように等倍撮影などというのは全く違うものです。
昔はマクロはこういう感じでした。あるところでマクロボタンを押してレンズを回すと近くのものが撮れるというもの。
ZOOMは遠くしか撮れないものでした。
それが、最近のZOOMは標準でも28cmなどとあります。ほとんど昔のマクロよりも優秀です。
それはさておき、このレンズは思い出もありますが、すでにカビが発生してしまい、分解しないととれないようになってしまいました。
しかも、ほんとに一瞬でカビが生えました。どうして?なぜ?て感じです。
おそらく、蒸気がかかるようなところで撮影していたからです。
今とはちがい鉄製の筒です。ものすごく重いです。
これは、温度差をもろにうけて、湿気をもった空気が入ると一瞬で水分となってレンズ内で曇りとなるのでしょう。
それが、湿気の多い日本ではあっという間にカビの発生。
で、ほんとに短い使用期間でした。それが思い出だったのを覚えています。
その後すぐに、それ以前に使っていたマニュアルフォーカスのカメラに戻して撮影していました。
せっかくのAF、高かったのに、、、
ほんとに親が使っていたのですが、なんとも言えない感じでしょう。
リペアすると、お金がかかる、だけど、蒸気は仕方がない、それから飾りのようになっていたのでしょう。
一応、分解を試みたと思います。でも、レンズを外すところは専用の工具がなくて断念したんだと思います。
ほんとに、そういう弱点があったとは。。。
多分、今はプラスチックの筒のレンズを安物、悪く言うでしょうが、いやいや、こういう時にあったらほんとに良かったのになと思います。
結局、オートフォーカスはあてにならん、ってかんじで、マニュアルのほうがいいような感じでした。
その当時はEOSとNIKONで、人気が二分されていました。
懐かしいですね。
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